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「ホロライブプロダクション」を運営するカバー株式会社が発表
大手VTuber事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバー株式会社が11日、公式サイトを更新。所属タレントに対する権利侵害行為への対策活動について報告した。
「誹謗中傷等の権利侵害行為における対策活動のご報告」と題し、「社内関連チーム及び当社代理人弁護士を通じて対策を実施してまいりました」と、2023年の1年間の活動内容を発表した。
所属タレントに対する権利侵害行為への対応件数は「116件」。そのうち掲示板やXでの悪質な書き込みに対する開示請求を行ったものが14件で、発信者の特定に至ったものが9件、うち4件は同社が求める条件で和解に至っている。
このほか「海外における当社所属タレントに対する迷惑行為」「まとめサイトに対する法的措置」「取引先の営業を妨害するような行為への法的措置」といった活動の詳細を明かしており、所属タレントや従業員の生命・身体を脅かす書き込みに対しては「所轄警察署に対する速やかな情報提供、相談」を実施。刑事事件化したものについては、「対応継続中につき詳細は控えさせていただきます」としている。
一連の対応にSNSでは「本気度を感じる」「流石です」「ありがとうございます」「いつもお疲れ様です」「素晴らしい」といった感謝や労いの声や、「対応件数、思ったより多い」「海外でも迷惑行為あるのか」「刑事事件もあったのか」といった活動内容への驚きの声があがっていた。ENCOUNT編集部