元フジテレビでフリーの大島由香里アナウンサー(38)が25日、TOKYO MXの夜の情報番組「バラいろダンディ」(月〜金曜後8・30)にMCとして出演。今月19日放送のテレビ朝日系ニュース番組「スーパーJチャンネル」(月〜金曜後4・45)内で、プーチン大統領がロシア軍の部隊に名誉称号を授与したニュースを読みながら涙した同局の松尾由美子アナウンサー(42)の心中をおもんぱかった。
松尾アナが放送後、インスタグラムを更新し、謝罪したことを受けての話題。大島アナは「ニュースがメインで私情を入れないのは基本なので、泣いてはいけないというルールはベースとしてはある」としたうえで「だからこそ謝罪されたと思うし、やはり人間なので、どうしても出てしまう感情はしょうがない。涙声で正確に伝えられなかったという謝罪もあると思う」と話した。
自身の経験として「遺族の方とか被害者の方へのインタビューは涙が出てしまう時があったが、一番泣きたいのはご本人だからグッとこらえるという経験はある。情報を、ニュースを見てどう感じるかは視聴者の方。あくまで、そこは自分の感情は抑えることは徹底しようとはしていた」と言う。それでも、報道に携わる者の原則があるとしても、松尾アナの心中は理解する。
「海外のニュースになったときに、日本人がみんなこういう思いをしていると(いうように)、海外の人にどう伝わるのか、どう見られるのか。涙を見せてしまったことで、伝わり方を心配してしまう部分はある。そこの謝罪があった気がします」と話した。