大塚明夫「SLAM DUNK」声優交替批判にも理解示す「いい仕事してた」

 声優・俳優の大塚明夫が6日、自身のツイッターを更新し、アニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」(12月3日公開)についての思いをつづった。

 原作は井上雄彦氏が「週刊少年ジャンプ」に連載した大ヒット作品。1993年から96年にかけてテレビアニメも放送された。

 大塚は「30代〜40代前半くらいかなぁ。。スラダンぶっ刺さってる世代。」と原作や、テレビアニメシリーズのファンであると説明。「声優交代はなかなか受け入れ難いよね。その気持ち、決して否定はしません みんないい仕事してたもん!」と続けた。

 劇場版「-SLAM DUNK」では11月4日に、主人公・桜木花道が所属する湘北高校のメンバー5人の声優が発表されていた。PG(ポイントガード)宮城リョータ役に仲村宗悟、SG(シューティングガード)三井寿役に笠間淳、SF(スモールフォワード)流川楓役に神尾晋一郎、PF(パワーフォワード)桜木花道役に木村昴。そして、湘北の主将でC(センター)赤木剛憲役を三宅健太と伝えられた。

 テレビアニメ版では宮城リョータ=塩屋翼、三井寿=置鮎龍太郎、流川楓=緑川光、桜木花道=草尾毅、赤木剛憲=梁田清之という配役だった。テレビ版への思い入れが深いファンも多いことや、それぞれが現役声優として活動していること、映画の前売りがすでに始まっていたことなどから、ネット上では否定的な声もあった。大塚は自身の思い入れも込みで、ファンの思いを代弁した形となった。

 大塚のツイートには「びっくりするくらい、自分の気持ちを現して下さいました。」「このツイートを読んで少し救われました。ちょっと泣けてきました。」と寄り添ってくれたことに感謝する声。「でもね、私は今の次元大好きだよ」と、大塚が小林清志から「ルパン三世」の次元役を引き継いだことを引き合いに出して、新キャストに期待するコメントもあった。

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