審査員の労を赤江珠緒からねぎらわれた大吉は「疲れました」とポツリ。「解放されましたか?」と聞かれても「解放された気にはならない。こっから春ぐらいまで引きずるんです。中川家もサンドウィッチマンも、ナイツも、ネタが受けなくなる。審査員の漫才、見せてもらおうかって」と、審査員というハードルが上がり、漫才が受けなくなると愚痴った。
審査の詳細についてはこの後に配信されるポッドキャストでしっかり説明しているとし「こういう性格、臆測で言われるのが好きではない。そんな簡単なことでやってないと…」とコメント。ただ「これだけは生放送で」と切り出したのが、ウエストランドの優勝が決まった直後に、大吉が首を傾げたように見えた理由についてだった。
「首を傾げたとかかれて、皆さんの声をのぞいてみたらすっごく大吉の株が上がっていた。悪口が嫌いなんだなとか、優しいんだなとか、ボヤキ系嫌いだよなって世論が固まりだしていて、それに乗っかりたいとも思ったが、『たまむすび』を普段から聞いてくれている人はぼくがウエストランドぐらいの不平不満言ってるの知ってる。真っ黒大吉を知っている。逃げられない」と、悪口が嫌いだからという臆測を否定した。
そして「首を傾げたのはウエストランドだからじゃないの」と言い、優勝者のボタンを押す時の裏側を明かした。
大吉によると、3組のネタが終わった後に優勝者のボタンを押し、CMに入るというが、「(他の審査員が)悩む悩むって言っていたが、僕は悩んでなかった。ほぼほぼ一択」とさや香に入れる事は決めていたという。
するとCMに入り、司会の今田耕司が審査員席側にやってきて「どうなるんですかね?」と聞いてきたことから「これ、割れるんちゃいます?って誰かが言い出した。絶対割れてるってなって、邦子さんだと思うが『同点ならどうするの?』って」と7人の審査員が3票、3票、1票となる可能性があることから「審査員席が騒然となった」という。
するとスタッフが走り込んできて「大丈夫です。その場合はファーストラウンドの順位が優先されます」と説明。大吉は知っていたというが「ただテレビタレントですから。分からないふりをして。お客さんも皆こっちを見てるから」と、大吉は場の雰囲気を壊さないために黙っていたという。
完全にスタジオは票が割れるという雰囲気に包まれており、いざCM開け。山田がウエストランドに入れ、2番目の大吉はさや香。だがその後の審査員はすべてウエストランドで結果、ほとんど票は割れていなかったことが判明。「割れへんのかい!です。新喜劇のノリです」と打ち明け、「説明に飛び込んできた人も多分結果は知ってる。だとしたらあの人の演技力はなに?と。色んな事を踏まえての首傾げ」だったと告白していた。