実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が都知事選(20日告示、7月7日投開票)を前に4年前に出版した「東京改造計画」の最新版を出版する運びとなった。
幻冬舎編集者の箕輪厚介氏は3日、Xで「【緊急出版】堀江貴文の『東京改造計画』に2024年の最新公約をプラスしてKindle限定で増補版を緊急出版します! 超特急で作ってますのでお待ちください!」とポスト。堀江氏も「HIU春合宿での対談内容が速攻で本になるスピード感」とリプライし、既に取材は終了し、編集作業へと進んでいるようだ。
堀江氏は4年前の都知事選を前に「満員電車は高くする」「現金使用禁止令」「江戸城再建」「大麻解禁」など37項目を東京都への緊急提言として、まとめていた。都政への公約本でもあったために出馬かと騒がれたが、「堀江氏の代わりに公約を掲げる」と秘書の斉藤健一郎氏(現参院議員)らがホリエモン新党から立候補していた。
緊急提言の中には小池百合子都知事が採用した政策も多いが、堀江氏はこの4年で浮き彫りとなった課題やコロナ禍明けからインバウンド需要や円安などで新たな対策を訴えており、「東京改造計画〜2024年度版〜」となりそうだ。