坂本龍一から日本のミュージシャンへ 外に開けば「作る物も歌詞も少しずつ変わっていくんじゃないかな」

 音楽家・坂本龍一(71)が12日深夜放送のテレビ朝日系バラエティー番組「関ジャム 完全燃SHOW」で、清塚信也らの質問に、1万5000字以上に及ぶ文章で回答した。

 坂本は現在、がん闘病中。昨年6月、自身が「ステージ4」で、両肺に転移したがんの摘出手術を前年10、12月に受けたことを文芸誌で明かしている。この日は、番組ゲストで登場したキーボードやピアノを弾く同業ミュージシャンの質問に、丁寧に文書で応じた。

 清塚からの「日本のポップスのミュージシャンがもっとこうなってほしいということはありますか?」との問いには、「日本のマーケットだけを考えているような感じがするんですが、それはダメだと思います」と回答した。

 「もっと広い聴衆をイメージし、世界というマーケットでやっていかないと。そう考えると、当然、作る物も歌詞なんかも少しずつ変わっていくんじゃないかな。世界マーケットというものを考えて活動してほしいです」と助言。「韓国やアジア圏のミュージシャンやアーティストは最初から世界をマーケットにして外に開いているなあと思う事が多々あります」とつづった。

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