坂本冬美「再会酒場」 新曲が早くも自分になじんでいるワケ

【東スポ音楽館】演歌歌手・坂本冬美が5月にリリースしたシングルが「再会酒場」(作詞・吉田旺/作曲・徳久広司)だ。新型コロナウイルスも落ち着きを見せ、夜の街に人が戻りつつあるという絶好のタイミングでリリースされる楽曲だ。

 ――新曲はどんな作品ですか

 坂本「コロナ禍が明けつつある中で、多くの人が通常の生活に戻り、酒場で再会して乾杯、という今の時代を歌っています。こういう時代をみんなが待っていた。そんな時にピッタリの作品かなって思っています」

 ――昨年リリースした「酔中花」は艶っぽさ全開でしたが、一転して明るくて力強い“男唄”

 坂本「私の歌を聴いてきた方にとって『酔中花』は“なんかちょっと違うぞ”って思わせたかもしれませんが、今回の新曲は私自身もすんなり入れますし、本来の私になれる歌なのかなって思っています。実は昨年の『酔中花』の時点で『再会酒場』は出来上がっていた曲で、1年間寝かせたんです」

 ――1年待った理由は

 坂本「昨年の今ごろは『再会酒場』というテーマそのものがまだ早いね、というタイミングだったと思うんです。でも、この曲を1年間、練習はしていました。いつも新曲を歌う時は、曲になじむまで時間がかかるんですけど、練習していたおかげか、すでになじんでいる感じはあります」

 ――ユーチューブの「冬美チャンネル」では「再会酒場放浪記」と題した動画もアップした

 坂本「吉田類さんの『吉田類の酒場放浪記』(BS―TBS)をパクらさせていただきました。スタッフの方がよく行かれるお店を新曲のPRも含めて回ったのですが、楽しかったですね。これまで時間がなくて久々の動画でしたけど、アップしてすぐに再生回数が3万回を突破したので、評判は良かったのかもしれません」

 ――4月には石井ふく子先生がプロデュースしたドラマ「ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―」(TBS系)に出演した

 坂本「石井先生にはこれまで何度も舞台でお世話になってきましたが、昨年の明治座の前に『ドラマに出てみない?』って言われたんです。ドラマは十数年ぶりですから、不安もありましたが、先生が大丈夫よっていうので引き受けました」

 ――おにぎり屋の女将役だった

 坂本「おにぎりの稽古もしたんです。有名なおにぎり屋さん『ぼんご』の女将さんに来ていただいて、TBSで練習して、スタジオでも見守っていただきました。握る手順が決まっているんですが、握っているとセリフが止まるし、セリフをしゃべると手が動かない。ちょっと苦労しましたね。それでもいい勉強になりました」 

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