俳優の唐田えりかの写真を使用した映画『の方へ、流れる』(11月26日より全国順次公開)のWEB限定ビジュアルと、東京・下北沢にあるシモキタ-エキマエ-シネマ「K2」で実施する「竹馬靖具監督特集」のビジュアルが公開された。
同映画は、唐田と遠藤雄弥が演じる、曖昧な会話の中に真実を探り合う男女の(恋愛)映画。思ったことを素直に口にしているようで、どこか本音がつかめない里美役を唐田が、ミステリアスな里美に戸惑いながらもひかれていく智徳役を遠藤が演じる。
同映画の公開日より、「K2」で実施される「竹馬靖具監督特集」では、デビュー作『今、僕は』、脚本を手がけた真利子哲也監督作『NINIFUNI』、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭フォーラム・オブ・インディペンデントコンペティションに正式出品した『蜃気楼の舟』、“愛の変化”を描いた『ふたつのシルエット』、そして『の方へ、流れる』の全5作品を上映。12月4日、『の方へ、流れる』上映回のアフタートークには、デビュー作から竹馬監督作品に注目していたというRHYMESTERの宇多丸の登壇も決定した。
『の方へ、流れる』について宇多丸は「さながら、ロマンティックな幻想を根こそぎ剥ぎ取られほとんどノワールと化してゆく『ビフォア・サンライズ』。最小限のセッティングで最大限の効果を生み出す竹馬靖具の手腕は、本作でいよいよ広く知られるところとなるだろう」と称賛コメントも寄せている。