女優、唐田えりか(25)が26日、東京・池袋シネ・マロサで行われた3年ぶり主演映画「の方へ、流れる」(竹馬靖具監督)の初日舞台あいさつに出席した。
2020年1月に不倫騒動で活動休止状態になって以来、初の公の場。
ベリーショートの唐田は「緊張しています」と切り出すも、言葉が続かず。すると客席から「復活おめでとう!」「おかえり!」の声が。
その声に背中を押され、「この期間、自分と向き合っていました。自分のダメなところ、弱いところに向き合って、こうしてここに立っています。映画を見てくださる人がいて感謝しています」と涙声で活動休止期間を振り返った。
そして、「自分にとってお芝居というものがいつからか大切なものになった。お芝居を通して、大切な人たちに恩返ししたいし、届けられるものがあると思ってやっています」と力を込めた。
3年ぶりの主演作になる同作は会社を辞め、姉の雑貨店で店番をするミステリアスな主人公、里美(唐田)と恋人を持ちながら里美に引かれる男、智徳(遠藤雄弥、35)のあいまいな会話の中に真実を探り合う男女の恋愛物語。
オーディションで里美役に唐田を起用した竹馬靖具監督(39)から「役に深み、迫力をもたらしてくれた」、遠藤から「すごい才能の塊」などと称賛され、大照れ。
退場時に報道陣から「今のお気持ちを聞かせてください」と声を掛けられ、無言で一礼した。