歌手和田アキ子(73)が20日、日本テレビ系「1周回って知らない話 3時間SP」(午後7時)にゲスト出演し、自身の引退について語った。
和田は今年9月にひざ関節手術のために入院し、2年前には右目が網膜色素上皮裂孔になり上半分が見えない状態。体は満身創痍(そうい)だが、引退については「やっぱり歌い続けたい。年は関係ないよ。私の場合は声さえ出てれば。シワになってもシミになっても、お尻垂れておなかぽっこんでも、声さえ出てれば真っ赤なマニュキアして葉巻くわえて、ブルース歌いたい」と笑顔を見せた。メディアでは引退時期について取り沙汰されることもあるが「何でお前らが決めんねん。誰に言うてんねん」と笑い飛ばした。
番組で共演する出川哲朗(59)もメッセージを寄せ、和田の引退について「引退しないですよ、絶対あの人。それくらい歌うのが好きだから」と断言。「ホールじゃなくても、段ボールとマイクさえありゃ2、3人、4、5人が集まりだしたら歌いますよ。そうあってほしいし、多分そうします。俺は最後の1人に残るつもり」と語った。
和田は出川の言葉に「うれしいな。出川らしいね。家で見たら泣いてる」と感激しつつ、コメントについては「最後はダメだな。段ボールはへこむやろ!」とツッコんでいた。