和田アキ子 1000回歌った「あの鐘」初めて「歌詞間違えた」緊張で動揺隠せず傷心

 歌手の和田アキ子が28日、横浜アリーナで行われたニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭」に出演した。多くのゲストが登場した大トリを務め代表曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」を熱唱したが、初めて同曲の歌詞を間違えたことを最後に告白した。

 右目の網膜色素上皮裂を患い、先月に右膝関節手術を終えたばかり。満身創痍(そうい)の中ラストホールツアー中の和田は、つえはつかず、笑顔で登場。10日にアキレス腱(けん)を断裂しギプス姿で出演していた岡村隆史へ「よう動いてるね。電話したとき『痛くない』って言ってたけどほんまにけがしてるんか?」とアッコ節でエールを送っていた。

 歌唱前にはナイナイとの思い出などのトークで大盛り上がり。同曲を力強く歌い上げたが、その直後に「緊張した。1000回近く歌っているけど、初めてきょう、歌詞間違うた」と苦笑いした。

 岡村とのトークが頭から離れなかったせいだといい、動揺を隠せずにいたが、岡村が「そんなことよりも全然圧倒されてましたから。皆さんが日頃知らない和田アキ子さんが見られたんじゃないかな」とフォローしていた。

 それを聞いた和田は「歌終わったら何でもええのよ。マネジャーがっかりしていると思う」と初めてのミスに傷心のご様子だった。

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