ラッパーの呂布カルマが22日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、MCのタレント・東野幸治から吉本興業にスカウトされた。
創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題で旧ジャニーズ事務所は「SMILE-UP.」に名称を変更した。今後、新たなエージェント会社を設立し、現在の所属タレントは新会社の所属となるか、エージェント契約となる方針が発表されている。
呂布は事務所に所属せず、マネジメントのみならず、経理などもすべて自身で管理しているため、「ぼくが(旧ジャニーズが立ち上げる)新会社にエージェント頼んだらちょっとウケますよね」としれっと語り、笑わせた。「元ジャニーズじゃないやつでも頼めるんですかね?」と素朴な疑問を提示した。東野は「東山(紀之)社長はちょっと嫌な顔すると思います。『それどころじゃない』と」とツッコんだ。
期限付き所得税減税の話題では「経理を自分でやってる身からすると、インボイスも最悪ですし、とにかく仕事量がめっちゃ増える」とブーイング。期限付き所得税減税で税率が変化することにも「それも計算めっちゃ面倒くさくなる。『仕事増やすな』と」と怒りは収まらなかった。「本当だったら税理士とか雇わなくてもできるぐらい簡単にしろよ。お金を取られることより、仕事を増やされることがめっちゃムカつきますね」と個人事業主ならではの思いをぶつけた。
東野は「ちょっとニュースとズレますけど…吉本来たらいいんじゃないですか?」とやんわりスカウト。呂布は「行くならジャニーズの新しいとこに」と見事に伏線を回収し、爆笑を誘った。