吉永小百合「つらかったんです」 撮影前の山田洋次監督の言葉に衝撃も…「どんどんお元気に、良かった」

吉永小百合「つらかったんです」 撮影前の山田洋次監督の言葉に衝撃も…「どんどんお元気に、良かった」

<「こんにちは、母さん」完成披露試写会舞台あいさつ>壇上で手を振る(左から)山田洋次監督、宮藤官九郎、大泉洋、吉永小百合、永野芽郁、田中泯(撮影・篠原岳夫)

(スポニチアネックス)

 吉永小百合(78)主演の映画「こんにちは、母さん」(監督山田洋次)の完成披露試写会が7月31日、東京・丸の内ピカデリー1で行われた。舞台あいさつに立った吉永がクランクイン前の山田監督から「もしかしたら途中で出来なくなるかも知れない」と言われたという生々しいやりとりを明かし、気力を振り絞って完成させた巨匠に感謝する一幕があった。

 連日の酷暑。映画のラストシーンに絡めて舞台後方の3連ビジョンに花火の映像が映し出される中、吉永はじめ息子役の大泉洋(50)、孫を演じた永野芽郁(23)、さらに田中泯(78)、宮藤官九郎(53)ら共演者たちも涼やかな浴衣姿で登壇した。

 9月13日に92歳になる山田監督。吉永の衝撃発言は締めのあいさつで飛び出した。撮影前につぶやいた監督の不安な思いに「とってもとっても驚きましたし、つらかったんです」と切り出し、「でも撮影が始まってどんどんお元気になって、先日も、キャンペーンで山口とか福岡の方にいらしたり、大変お元気になられたので本当に良かった」と続けた。

 「僕、小百合さんにそんなこと言いました?」と山田監督はとぼけたが、「でも確かにクランクアップの日に“途中で倒れなくて良かった”と、どこかで思ったのは事実。そうならないようにみんながサポートしてくれました」とスタッフ、キャストをねぎらった。

 90本目のメガホン作は東京の下町に暮らす家族を、母親の恋も絡めて描いたヒューマンドラマ。コロナ禍で中止が続いた隅田川の花火大会も4年ぶりに開催され、公開に向けて弾みになった。松竹配給で9月1日公開。

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