女優の吉永小百合が29日、都内で行われたキリンビール「新スプリングバレー」ブランドアンバサダー就任発表会に出席した。
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吉永がキリンビールのCMに出演するのは約20年ぶりとなる。登壇すると、「あの時はハリソン・フォードさんと共演できて、すごく印象に残っています。ラガーと言われて最初はラグビーのことかなって思ったのも覚えています」と感慨深げに回顧。
昨年、CMのオファーをもらった時は「わたしで本当にいいのかなって」と遠慮もあったと言うが、「スプリングバレーというネーミングが素敵で、家で飲んだらとっても柔らかくて美味しくて。ぜひやらせてくださいって」とその後、商品の魅力に背中を押される形でオファーを快諾したという。
20年前は「水泳にのめり込んでいた」とも明かす吉永。「20人くらいで合宿して海で泳ぐというのをやっていました。その時にビールの美味しさを知った気がします。それまではあまり飲まなかったんです」とビールの魅力も熱弁。「自己ベストで泳げた時は格別にビールが美味しかった。みんなで乾杯と言って飲むことはとても幸せなことだなって。そういうことが今、少ししにくくなっていますけど、(コロナ禍が収束すれば)少しずつそういう思いをみんなと共有したい」と笑顔で話した。
吉永は「スプリングバレーという、本当に素晴らしいビールのCMをさせていただいて嬉しいです。末永く愛されますようにと願っております」と述べ、「今、困難な状況の中、懸命に耐えている方にも1日でも春が訪れますように。そう願いながらご挨拶に代えさせてもらいます」と話して会場を後にした。
(取材・文:名鹿祥史)