女優の吉永小百合(78)が3日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。ストレスで声が出ず、女優業を休業した過去について語った。
この日は現在公開中の山田洋次監督の映画「こんにちは、母さん」で共演している俳優の大泉洋、タレントのYOUと共にトークを展開。吉永は11歳で子役として芸能界入り、中学卒業と同時に日活の撮影所に入り、映画女優として活躍した。
だが「20歳ぐらいになって、だんだん映画がテレビに押されて、衰退していった時に、自分はどうしたらいいんだろうっていうような、自分の道みたいなものをね」と悩んだことがあったという。
「日活の映画っていうのは青春映画だった。私が出てたのはね。でもうちょっと大人っぽい役、大人っぽい映画に出たいというのはあったんですけど、自分がそこまでたどり着いてないんですよね。非常に演技も頭も幼くって、だからその辺で凄くストレスがたまって20代の後半で声も出なくなって」と明かすと、「辞めたっていうか、しばらく休まなければだめだと。で、1年ぐらい休んで。それからまた新しい道をやりだしたんですけれどもね」と続けた。
休業中は「普通の生活をしたってことですね。それこそスーパーに買い物に行ったり、料理学校に行ったり、なんでも自分でやってみるって。まあ結婚もしたんですけどね」と振り返った。