【上海共同】中国国営中央テレビなどを運営する中央広播電視総台(CMG)と日本の吉本興業ホールディングスは7日、映像コンテンツの共同制作などで協力することで合意し、東京で調印式を開いた。映画づくりや人材交流、高速通信を活用したコンテンツ開発を進める。
双方はこれまで、共同制作した「巡って発見!ぶらり中国周遊紀」といった番組をBS放送で流すなどの協力を進めてきた。
中央テレビによると、調印式に出席したCMG幹部は「番組を共同制作し、インターネット上で影響力を高めたい」と語り、同席した吉本興業の岡本昭彦社長は「2025年の大阪・関西万博を機にさらに協力を広げたい」と話した。