吉本興業が在阪放送局や関西の企業と手がける「チーム関西」のイベント第1弾「Warai Mirai Fes 2022〜Road to EXPO 2025〜」が29日、大阪・万博記念公園(吹田市)で初日を迎えた(5月1日まで)。
2025年の大阪・関西万博へ向けを盛り上げるイベント。コロナ禍のため昨年4〜5月、同9月と2度、中止になっていたが“三度目の正直”で開催となった。
初日はあいにくの大雨の中、幕を開けたが、お祭り広場で行われたお笑いステージ「M‐stage」は、観客がレインコートを着用して楽しんだ。
「W‐zone」ではワークショップも催され、お笑いコンビ・アキナが絵手紙作り体験に参加した。
イベントは「SDGs」(持続可能な開発目標)をお笑い、食、音楽の力で発信する目的もある。アキナ・秋山賢太は、実践しているSDGsについて「1歳の娘がいるのですが、食べ残しはそのまま僕が食べる。これも大事」。相方・山名文和は「僕も『おまめ』っていう柴犬の食べ残しを食べてあげている」と続けて笑わせた。
山名も、妻で吉本新喜劇女優の宇都宮まきとの間に第1子となる男児が誕生したことを発表したばかりで、ともにパパ。子供たちの未来へ向けての提言に、秋山は「保育園の数が足らない。共働きは大変。保育士さんももっと評価されるべきだと、初めて考えた。吉本には子供を預ける場所を作ってほしい。劇場とかの中に」と企業内保育所設置を提案した。
山名も「それはいい。なんばグランド花月・NGKは僕の奥さんも一緒に出る。ロビーに赤ちゃんスペースを作ってくれたら、本当にありがたい」と同意。その保育士には「師匠たち。お笑いの英才教育になる」とベテラン芸人を指名した。