吉本新喜劇・美術倶楽部の初個展開幕!目玉は酒井藍が5日かけて描いた座員112人大集合ペン画

吉本新喜劇・美術倶楽部の初個展開幕!目玉は酒井藍が5日かけて描いた座員112人大集合ペン画

吉本新喜劇美術倶楽部の「Spring ZUKKOKE Art Festival」アート展をPRする(左から)酒井藍、ボンざわーるど、金原鉢子(早苗)

(スポニチアネックス)

 吉本新喜劇座長の酒井藍(36)は9日、大阪・ミナミで吉本新喜劇・美術倶楽部の初個展「Spring ZUKKOKE Art Festival ’23」(9〜13日)のPR会見に出席した。

 美術倶楽部が発足して最初の個展。酒井は新型コロナでなんばグランド花月(NGK)が休館中だった21年12月に自身以外の新喜劇座員111人の似顔絵(18センチ×14センチ)を5日間で描き上げ、アート展「酒井藍・個展・ドキッ!」を開催した。今回の一番の作品は、NGKの表玄関をバックに座員112人が一堂に会したペン画。個性的でちょっぴりデフォルメしたタッチで「5日かかった」という酒井。NGKの大御所漫才師の看板がズラリと掲げられる部分をすべて「吉本新喜劇」と描き換え「笑いの殿堂を新喜劇座員が支配したかったので漫才師の方々のプレートを換えました。野望の絵。野心の詰まった絵です」と笑いを誘った。

 部長を務めるボンざわーるど(43)は「3Dプリントロボット」で座員を模った作品を制作。特長が捉えられており「座員の方は変というか面白い方ばかり。皆さん、キャラが濃いんで作りやすかった」そうだ。ボンは18年にお笑いコンビ「カナリア」を解散。20年1月から新喜劇座員となった。一方でイラストを描くことが得意で“デザイナー芸人”としても知られ、新喜劇の小道具なども作ってきた。

 新型コロナ禍で外出できなくなった頃、以前から興味のあった1台8万円する3Dプリンターを2台購入。プラスティックやゴムを使って制作を始めた。ただ、今所持しているプリンターは最大で15センチ四方のモノしか作れないため「部品をいくつか作って、座員1人のロボットを作るのに20時間かかる」。大ベテラン・末成映薫(76)の頭の部分を作るのに「10時間かかりました」と苦笑いだ。

 “鉢子”を名乗る金原早苗(35)は植木鉢に鮮やかな絵を描いた作品。知人のウチで見た植木鉢が「花より、鉢に目が奪われた」と制作を思いつき、ついでにアーティスト名も“鉢子”にした。「3年前から始めて、やっと個展ができました」と喜び、「(作品を)売ったお金でタワーマンションに住みたい」と目標を掲げた。

 個性あふれる作品が展示され、販売もしている。部員には他に吉田ヒロ(55)、小林ゆう(24)がいる。入部希望した石田靖(57)は「暴れたらダメなのでお断りしました」とボンは笑わせた。

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