吉本新喜劇の千葉公平(48)による「千葉ちゃんと新喜劇ver.弐」が26日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で行われた。
千葉は同じ新喜劇の座員・鮫島幸恵(34)との授かり婚を4月1日に発表した(婚姻届は3月14日提出)。公演は「弐」ではあるが、NGKでは初。この日の舞台には結婚発表後、舞台初共演の鮫島はじめ、すっちー(52)、吉田裕(45)の両座長、Mr.オクレ、島田一の介、浅香あき恵、烏川耕一らが出演した。
元殺し屋で今はうどん店で働く男(千葉)が引き起こすコメディー。公演中、千葉が鮫島を指して「絶世の美女じゃないか!」と声をあげ、客席が沸く場面もあった。
終演後、千葉と鮫島、すっちーが会見に出席。すっちーは2人の恋を背中から後押しするキューピッド役を務めた。「NGKはずっとあこがれの舞台。今でも自分が立っていることが信じられない」と千葉は興奮気味。逆に鮫島は「きょうの千葉さんはかっこよかった。朝は『眠い』とぐずってましたが、今夜は安心して眠ってくれるはず」と笑顔が弾けた。
出産予定は10月。赤ちゃんの名前については「考えているけど、まだ秘密」という。鮫島によると「本番中も、おなかをどんどんたたいていた」。
鮫島ファンに対して千葉は「応援していただいて感謝します。私のものになってしまってすみません」と頭を下げた。「千葉さんとだったら(結婚して)よかった、という声も聞きました。これからは人として成長していきたいです」と鮫島はどこまでも前向きだった。