フリーアナウンサー古舘伊知郎(67)とコピーライター糸井重里氏(73)が29日、群馬・前橋の前橋プラザ元気21ホールで行われた「前橋BOOK FES 2022」でトークショーを行った。
フェスのエグゼクティブ・プロデューサーをつとめる糸井は前橋の出身。「本や言葉への熱い想い」をテーマに語り合った。
古舘は一人しゃべりライブ「トーキングブルース」をほうふつとさせる実況トークを交えて熱弁。新人アナウンサー時代から、プロレス実況で「過剰に言葉を盛る」スタイルを身につけ人気を博すまでのエピソードなどを披露した。
糸井は広告コピー制作を通じて培った言葉を凝縮する創作スタイルを「あだ名をつける」ことに例えて表現。貴重なエピソード、言葉で応酬した。
トークショーの最後でスタッフが“締め”を伝えると、古舘は「まだまだ話が足りない。体感的にはまだ10分!」と名残惜しげ。糸井も「今日は中締めにして、次回も是非やりましょう!」と“再戦”を提案。プロレス会場、顔負けの熱気と笑いに包まれた1時間のスペシャルトークは大盛況のうちに幕を閉じた。
30日はフェスのスペシャルサポーターを務めるイラストレーターみうらじゅん(64)や、元「でんぱ組.inc」のメンバーでキャラクタープロデューサーの夢眠(ゆめみ)ねむ(年齢非公開)らが出演する。