俳優の古田新太(57)が4日、東急歌舞伎町タワー(東京)で行われた舞台「パラサイト」の合同取材会に登場した。
第72回カンヌ国際映画祭パルム・ドール賞や第92回米アカデミー賞4部門を受賞するなど、世界各国で話題を呼んだ韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が日本で舞台化される。
作品の舞台は、90年代の関西。堤防の下にあるトタン屋根の集落に住む金田一家が、豪邸に住む永井家に〝寄生〟していく物語だ。古田は金田家の主人・金田文平を演じる。
「初日に向けては、セリフを間違えないようにします!」と笑顔でコメントするなど、リラックスして稽古に臨んでいる様子。「(原作となった)映画とは結末が違いますが、映画を見た人も『うまい!』ってなると思います」と自信を見せた。
同舞台は今年4月にオープンしたばかりの東急歌舞伎町タワー内の劇場「THEATER MILANO―Za」で行われる。
「非常に難しい劇場です。新しくきれいな劇場なんですけど。我々、いろんな工夫でお客さまに良いものをお届けしようとしています」と慣れない新劇場に苦戦していると明かした。
東京公演は、6月5日〜7月2日(THEATER MILANO―Za)、大阪公演は7月7日〜17日(大阪・新歌舞伎座)の期間で行われる。