古橋亨梧、W杯落選の悔しさを糧に「先を見てチームを勝たせるゴールを決める」

古橋亨梧、W杯落選の悔しさを糧に「先を見てチームを勝たせるゴールを決める」

26日放送『情熱大陸』に出演する古橋亨梧 (C)MBS

(ORICON NEWS)

 スコットランド1部セルティックのFW古橋亨梧(28)が、26日放送のMBS・TBS系『情熱大陸』(毎週日曜 後11:00)に出演する。今シーズンあげた得点は、リーグ戦20ゴール(3月17日現在)。現在50人以上の日本人選手が海外でプレーしているが、その中で一際輝きを放っている。

 古橋の特徴はボールを持っていない時の動き出し。170センチと小柄ながらスピードをいかして相手ディフェンスを翻弄しながらゴールネットを揺らしてきた。その発想豊かなプレーは、サッカーをこよなく愛し、観る目も肥えているスコットランドの人々の心を鷲づかみにしている。

 その証拠に、オフの日に街を歩けば、たちまち写真をせがまれ歩けなくなる。照れながらも「うれしいですね」とはにかむ古橋。スコットランドで順風満帆にみえる古橋だが昨年、忘れもしない悔しい出来事があった。それはカタールW杯のメンバー発表。直前まで日本代表としてメンバーに入っていたが、結果はまさかの落選。目標としていたW杯出場の夢は叶わなかった。

 実は、サッカー人生を賭けてある手術を受けていたことを告白。そこまでして備えていたW杯だった。落選が分かった直後の取材にも、「過去のことを言っても仕方ないので、先を見てチームを勝たせるゴールを決める」と切り替え、セルティックでのプレーに集中した。そして今年2月、日本人最多得点の記録更新。W杯出場が叶わずともサッカー人生は続く。グラスゴーの街に愛される男の、新たなページが捲られていく。

 古橋は、1995年1月20日、奈良県生駒市出身 28歳。友人に誘われ桜ヶ丘FCでサッカーを始める。大阪の興國高校を経て中央大学に進学。プロからなかなか声がかからなかったが、当時J2だったFC岐阜に加入。結果を残しヴィッセル神戸に移籍。元スペイン代表アンドレス イニエスタに認められるほどの活躍を見せ、2021年7月にスコットランドのセルティックFCに移籍した。

 セルティックでは初年度からリーグ戦12ゴールをあげ、チームのリーグ優勝に貢献。今シーズンも開幕からゴールを続け、リーグ戦20得点。これは、浅野拓磨がセルビア1部のパルチザンで20-21年シーズンに挙げた18得点を上回り、欧州主要リーグ日本人最多得点記録。また欧州主要1部リーグで20得点の大台到達は日本人初となる。

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