社会学者の古市憲寿氏が４日、「中居正広のキャスターな会」（テレビ朝日系）に出演。サッカーや野球に興味がないことで知られるが、ＷＢＣ（ワールドベースボールクラシック）初代優勝メンバーの里崎智也氏による熱血解説に巻き込まれて困惑した。
昨年末のサッカーＷ杯に続いて８日に開幕するＷＢＣにも無関心だと、過去の放送で明かしていた古市氏。コーナー冒頭でさっそく中居から「ＷＢＣがいよいよですけども、古市さん、ＶＴＲ見てるだけでワクワクとかドキドキするでしょ」と当てつけに話を振られると、「中居さんがずっとうれしそうだったから、もうとっくに終わってるのかなと思ってました」と、いきなりの〝カウンター〟をお見舞いだ。
番組では見どころとして４つに分けで紹介したが、これにも古市氏は「４つもあるんですか？」と言い放ち、あくまで無関心の姿勢を崩さない。
ここに風穴を開けようと挑んだのが里崎氏。「日本に野球興味ない人いないんですよね？」と牽制すると、中居から優勝できるか聞かれて「かなりの高い確率で世界一になりますね」と断言。さらに「みんな日本の力を甘く見てませんか？ 日本なんてそもそも強い部類、優勝できるかどうか心配してる場合じゃない。常に世界一からの逆算でどう戦うか考えている。１次リーグとか準決勝とか低いレベルの話は〝日本プライド〟が許さないですよ」と熱血解説だ。
その後、侍ジャパンのメンバーについて聞かれた古市氏は、大谷翔平について「知っている」、ダルビッシュ有、佐々木朗希は「ちょっと怪しい」と答えて、〝村神様〟こと村上宗隆について聞かれると「あ、流行語の人」と知っている様子。これにすかさず里崎氏が「じゃあ全員知ってるじゃないですか！」と強引に巻き込むと、古市氏は「そ、そうですね、それくらいだったら、はい…」と、里崎氏の熱血っぷりにたじろいだ様子を見せた。
