番組では、大谷が25日(日本時間26日)の時点でシーズンのちょうど半数となる81試合を終え、打率・320はメジャートップ、24本塁打はリーグ2位のブレーブス・オズナと3本差に広げ、打点はリーグ1位のオズナとフィリーズ・ボームの64に4差の60と接近。3冠王を射程圏内に捉えていることを伝えた。
古市氏は、MCの谷原章介に「どうですか、大谷さんの大活躍?」と聞かれ、「結局、フジテレビと大谷選手の仲がいい、悪いみたいな話はどうだったんですか?こういう特集ができるということは大丈夫なんですか?」と逆に質問。谷原が「報じるのは自由ですから」などと答えると、「でも、こうやって(報道)できるってことは、関係は悪くないってことなんですかね?」とさらに聞き、このコーナーを進行していた西岡孝洋アナウンサーが慌てて、大谷の好調の要因に話題を変えた。
フジテレビは21日、大谷の新居購入の報道をめぐり同局がドジャースの取材パスを凍結されたとする一部報道について、スポニチ本紙の取材に「フジテレビが取材パスを失いドジャースの取材ができなくなったという事実はない」と回答している。
問題の発端は、大谷が米ロサンゼルスで購入した12億円の豪邸についてフジなどが詳細に放送したこと。これに大谷側が激怒し、ドジャースが取材パスを凍結したなどと一部週刊誌で伝えられた。この報道が出た後もフジがドジャース戦などの映像を放送していることについて、SNSでは疑問視する声が上がっていた。
大谷側が新居の詳細報道に激怒したのは事実で、同局は「大谷翔平選手と関係者の皆様にご迷惑をかけ、不快な思いを抱かせたことを大変申し訳なく思っています」と謝罪。「今後、適切な取材を心掛けていきます」とした。一方で取材パスを凍結されたという事実は「ない」と主張した。