古市憲寿氏 フジテレビと大谷翔平の関係に言及「こういう特集ができるということは…」局アナは大慌て

 社会学者の古市憲寿氏(39)が27日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜前8・00)に出演。フジテレビとドジャースの大谷翔平投手(29)の“関係”について言及した。

 番組では、大谷が25日(日本時間26日)の時点でシーズンのちょうど半数となる81試合を終え、打率・320はメジャートップ、24本塁打はリーグ2位のブレーブス・オズナと3本差に広げ、打点はリーグ1位のオズナとフィリーズ・ボームの64に4差の60と接近。3冠王を射程圏内に捉えていることを伝えた。

 古市氏は、MCの谷原章介に「どうですか、大谷さんの大活躍?」と聞かれ、「結局、フジテレビと大谷選手の仲がいい、悪いみたいな話はどうだったんですか?こういう特集ができるということは大丈夫なんですか?」と逆に質問。谷原が「報じるのは自由ですから」などと答えると、「でも、こうやって(報道)できるってことは、関係は悪くないってことなんですかね?」とさらに聞き、このコーナーを進行していた西岡孝洋アナウンサーが慌てて、大谷の好調の要因に話題を変えた。

 フジテレビは21日、大谷の新居購入の報道をめぐり同局がドジャースの取材パスを凍結されたとする一部報道について、スポニチ本紙の取材に「フジテレビが取材パスを失いドジャースの取材ができなくなったという事実はない」と回答している。

 問題の発端は、大谷が米ロサンゼルスで購入した12億円の豪邸についてフジなどが詳細に放送したこと。これに大谷側が激怒し、ドジャースが取材パスを凍結したなどと一部週刊誌で伝えられた。この報道が出た後もフジがドジャース戦などの映像を放送していることについて、SNSでは疑問視する声が上がっていた。

 大谷側が新居の詳細報道に激怒したのは事実で、同局は「大谷翔平選手と関係者の皆様にご迷惑をかけ、不快な思いを抱かせたことを大変申し訳なく思っています」と謝罪。「今後、適切な取材を心掛けていきます」とした。一方で取材パスを凍結されたという事実は「ない」と主張した。

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