古今亭志ん生さん没後五十年追善興行9月に開催 人間国宝・五街道雲助「芸風、味を少しでも受け継いで」

古今亭志ん生さん没後五十年追善興行9月に開催 人間国宝・五街道雲助「芸風、味を少しでも受け継いで」

会見に出席した(左から)真山由光席亭、五街道雲助、古今亭志ん彌、金原亭馬生=新宿末廣亭

(デイリースポーツ)

 落語家の五街道雲助(75)が7日、東京・新宿末廣亭で行われた「古今亭志ん生 没後五十年追善興行」(9月11〜20日まで、同所)記者会見に金原亭馬生(75)、古今亭志ん彌(73)らと出席した。今年は志ん生さん没後50年、先代金原亭馬生さんの没後40年、古今亭志ん朝さんの二十三回忌、先代古今亭圓菊さんの十三回忌と重なることから、追善興行の実施が決まった。

 雲助は「本当に感慨にふけっている。亡くなってそんなにたつのかなぁと」と先人達に思いをはせ、「その芸に生で触れた方も少なくなっている。そのままなくなってしまうのは惜しい。われわれで再現するのは無理なんですけれども、その芸風、味を少しでも受け継いで出せたら」と意気込んだ。

 先月に落語界4人目の人間国宝となることが内定したばかり。志ん彌から「国宝になると何が変わるんですか」と直撃されると、「まるで変わりませんね」とおどけ、「一門での寄席興行がメインだということは知っていただきたい」と多くは語らなかった。

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