お笑いコンビ・ピースの又吉直樹(43)が11日、東京都内で行われた「自分らしさ再発見セミナーpresented by 肌ウーノプロジェクト」に登場した。
春からの就職を目前に控えた新社会人が見守る中、又吉は個性について聞かれ、「人の言葉によって自分を見失うことはよくあったような気がします。助けられることもあるし、呪いになることもあるので、あんまり気にしない方がいいのかなと思う」と過去を振り返りアドバイス。
自身のターニングポイントについては、上京したてのアルバイト面接を挙げ、「何件も行ったけどほぼ落されて。理由は覇気がないとか元気がないとか。そのたびに改善しようとするけど、やっぱり無理ですよね」と苦笑い。そこで吹っ切ることができたといい、「自分はもう無理してもダメなんだなと思って。色んな概念から離脱して、それでもいいよって言ってくれる人のところにいくしかないって。選択して行ったんではなくて、自然とそうなっていった」と自分らしさについて明かした。
また、相方の綾部祐二(45)からのダメ出しも振り返り、「当時黒い服を禁止されていた。『自分の持ってる黒さの潜在能力理解してるか?』って。綾部さんはそういうのしっかり考える人で。だから綾部さんがアメリカに行かれてから黒い服を着だしている」とおちゃめに明かした。