公開中の映画「恋わずらいのエリー」の大ヒット御礼舞台あいさつが28日、都内の劇場で行われ、ダブル主演を務める宮世琉弥(20)と原菜乃華(20)、三木康一郎監督(54)が出席した。
藤ももさんによる同名漫画を実写映画化。表の顔は学校イチのさわやか王子だが、実は口の悪いウラオモテ男子・オミくん(宮世)を眺め、「恋わずらいのエリー」の名前でSNS上に妄想をつぶやくエリー(原)が、現実の恋に奮闘する青春ラブストーリー。今月15日の公開から10日間で観客動員数が25万人を突破した。
恋愛映画初主演の原は「うれしかったです。目標の1つだったし」と笑顔。原とは3度目の共演となる宮世だが、「(間隔が)空いてないんで、現場着いたら『あっいるな』みたいな感じでした」と振り返ると、原も「気楽でした。良い意味であんまり緊張しないし、やりやすかった」と抜群のコンビネーションをうかがわせた。
サプライズでMCが3人に宛てた、原作者の藤さんの手紙を代読。原と宮世は藤さんから演技を絶賛され、宮世は「普通に感動しました」、原は「すごくうれしい言葉ばかり。不安も大きかったでの、うれしくてずっと元気に生きて行けそうです」と感激の面持ちだった。