厚切りジェイソン、日本の税金に持論「払う価値がある部分もある」

厚切りジェイソン、日本の税金に持論「払う価値がある部分もある」

「払う価値がある部分もある」と税金について持論を展開した厚切りジェイソン (C)ORICON NewS inc.

(ORICON NEWS)

 お笑いタレント・厚切りジェイソンが20日、都内で行われた著書『ジェイソン流お金の稼ぎ方』(ぴあ)発売イベントに登壇した。

 70万部を超えるベストセラーとなった『ジェイソン流お金の増やし方』の待望の続編となる。初版5万部から発売前重版が決まり、7万部をすでに突破。「目指しているというかただの数字ですが多くの人に伝えたい情報が伝わっていくのがうれしい。超えなければ失敗ではないですが今回も多くの人に届くといいですね」と展望した。

 日本の税金について厚切りはアメリカと比べ「日本のほうが高い」とし、「最高でアメリカが40%弱、日本は50%弱ありますよね。ただ、アメリカは複雑で、州の所得税があったりなかったり、州によって率も変わる。アメリカは住む場所で払う税金が変わる」と説明。

 その上で「稼いでる分、税金がとられるから稼ぐだけの基準なら日本はアメリカより稼ぎにくい。ただ税金をいっぱい払うのは日本のすばらしい社会につじつまがあう。ある意味アメリカと比べて、仲良くできていて、治安が悪くないところも多く、きれいなところが多いのは税金が一部分貢献している。ひとりで山奥に住むならアメリカの税率でいいかもしれないけど、日本の社会に住むには、その分の日本の税金を払う価値がある部分もある」と持論を展開した。

 今作は「そもそも投資をするためのお金がない人はどうしたらよいのか」に対して、こたえる内容になっており、本書で紹介されているジェイソンの経験に基づいて導き出された、お金を稼ぐ力をつける方法“稼ぎ方”のヒントがつまった1冊に仕上がっている。

 NISAで投資を始めたい人について「投資の話は前作がメインにはなっていますが、冷静的に、ずっとコツコツとやっていくのが大事。ちゃんと基礎がわかっていたら長期投資、分散投資、積立投資をずっとやっていけば、NISAを活用すればさらに効率よく税金的な面で長い目でみるといいことにつながる。NISAはあくまでも形だけ。その形だけでなにをするのか。容器みたいな考え方のほうがいい」とアドバイスした。

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