ＮＨＫの情報番組「あさイチ」（月〜金曜前８・１５）のＭＣ陣が２７日、連続テレビ小説「虎に翼」（月〜土曜前８・０）の感想を語る「朝ドラ受け」を行った。
この日、放送された「虎に翼」第６４回で〝ブルースの女王〟こと歌手の茨田りつ子（菊地凛子）が登場した。前作「ブギウギ」（２０２３年度後期放送）との異例のコラボレーションに、お笑いコンビ、博多華丸・大吉の博多華丸（５４）は「まさか…。茨田さん」、鈴木奈穂子アナウンサー（４２）は「すごいコラボ」と驚きを隠せない様子だった。
「ブギウギ」は戦後の大スターで「ブギの女王」として人気を博した歌手・笠置シヅ子をモデルに、主人公の福来スズ子（趣里）が多くの困難を乗り越えて歌手の道を突き進み、人々に勇気と希望を与えていく姿を描いた。茨田は実在したブルース歌手、淡谷のり子をモチーフにしたキャラクター。スズ子の頼れる先輩であると同時に互いに刺激し合って同時代を駆け抜けたライバル、盟友だった。
「虎に翼」のヒロイン寅子（伊藤沙莉）が、家庭裁判所の広報のために企画された「愛のコンサート」に出演してくれる歌手探しに奔走。この日の放送では最高裁秘書課長の〝ライアン〟こと久藤頼安（沢村一樹）の驚くべき人脈で茨田のコンサート出演が決定。茨田は家裁のポスターモデルも快く引き受け、街には彼女と子供が並ぶポスターが大々的に貼られた。
