お笑いコンビ、博多華丸・大吉の博多大吉(53)が25日、NHKの情報番組「あさイチ」(月〜金曜前8・15)に生出演。連続テレビ小説「虎に翼」(月〜土曜前8・0)でヒロイン寅子役を演じる女優、伊藤沙莉(30)の登場に驚いた。
大吉が「あれ? カメラの向こうにとんでもない人が現れて、手を振って行っちゃいました。言っていいのかな?」と戸惑うと、MCを務める鈴木奈穂子アナウンサー(42)は「スタジオに今、伊藤沙莉さんが。寅子ちゃんの格好をした」と補足。大吉は「すいません。ちょっと皆さんに姿を見せられなかったのが…。驚いた。不審人物が入ってきたのかと思った」と強調していた。
「虎に翼」は1938(昭和13)年に日本初の女性弁護士となる三淵嘉子さんがモデルのオリジナル作品。主人公、佐田寅子は弁護士から裁判官になることを決意。戦後は孤児や苦境に立つ女性のために家庭裁判所の設立に奔走する。語りを女優、尾野真千子が務める。主題歌は米津玄師の軽快なナンバー「さよーならまたいつか!」。
■伊藤 沙莉(いとう・さいり) 1994(平成6)年5月4日生まれ。千葉県出身。2003年の日本テレビ系「14カ月〜妻が子供に還っていく〜」でデビュー。19年配信のNetflixドラマ「全裸監督」シリーズに出演。映画「劇場」「十二単衣を着た悪魔」などで20年度の第63回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞。ほかに、22年のフジテレビ系「ミステリと言う勿れ」、23年公開の主演映画「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」など多くの話題作で活躍中。