番組冒頭、大悟が「今年イチの朗報です」と切り出し、『Premium Music 2022』の中で放送される『THE夜もヒッパレ』復活企画から、『千鳥かまいたちアワー』にオファーがあったことを明かす。大悟は「曲紹介を、1曲だけやっていいよというのが、なんと…ノブに来ました!」と発表すると、続けて「くそっ!ワシじゃないんや…ワシがこんなにやりたいのに…!」と、ノブのみの出演となったことを悔しがった。
事の発端は、前身番組『千鳥vsかまいたち』で2021年2月に放送した、大悟が提案した企画『赤坂さんが足りない』。『THE夜もヒッパレ』に出演していた、DJ赤坂泰彦のトーク力を生かした軽快な曲紹介が“千鳥・かまいたちに足りないモノ”だと言い、ノブ・山内健司・濱家隆一とともに赤坂風の曲紹介に挑戦した。しかし最後に挑戦した、発案者の大悟が一番赤坂になりきれず、この回の放送は終了した。
その後、番組ツイッターで「“リベンジ赤坂さん”企画をやるべきか?」のアンケートを実施すると、4万票以上の投票の結果、73%が「もう一回見たい!」と回答。さらには番組を見た赤坂泰彦本人から、「こんな僕を取り上げて頂けるとは恐縮です」とメッセージが届くほどの反響となった。
『千鳥かまいたちアワー』でも、2021年12月の放送回で、赤坂泰彦が出演した音楽番組『Music Lovers』(2006〜13)に関連した企画を大悟が提案し実践。しかし、今回のオファーはノブへ…。それでも、20年ぶりに復活する伝説の音楽番組に出演するノブに、大悟は「マジで成功させよう」と山内・濱家とともに曲紹介の予行練習をすることに。
今回ノブが『THE夜もヒッパレ』で担当するのは、相川七瀬の「夢見る少女じゃいられない」(1995年)の曲紹介。番組の進行台本に沿って動きを確認するが、台本の通りに進行したいノブを尻目に、「ストップ!しょうもないな」(大悟)、「20年ぶりの『ヒッパレ』に出るってなって、あんな曲フリじゃ(相川さんが)歌えない」(濱家)、「ノれないですね」(山内)と、3人はアレンジを加えだす。
『夜もヒッパレ』からの注意事項3ヶ条【歌い出しまでに必ず曲紹介を終えてください】【曲を振った後はすぐにハケてください】【主役は相川七瀬さんです。相川さんのテンションが上がる曲フリをしてください】を守りながら、ノブが曲紹介に挑戦しては3人が新しいアレンジを提案し、台本とはまったく異なるセリフ、そして動きを加えた曲紹介が誕生した。
「ただのノブのご乱心やん!」「これが全国ネットゴールデンで流れたら、ワシは死ぬど!」「赤坂さんってこんなんやった?」「スタジオが爆発するど!」と、ノブが狂乱のツッコミを繰り返した、その曲紹介は実践できたのか。