八木が現在「年収300万で心の大富豪」というタイトルで著書を執筆していると説明。「どこで出版するとかもないねんで」と前置きしつつ「目次がいろいろあって、非常に素晴らしい。もう名著。目次だけ読んで、これどういうことを書いてんのって聞いた」という。
まずは「お金持ちを妬むのではなく、公園に感謝する」という頁。「これ、なんや?」と聞いたジュニアは「これだけ立派な公園。蛇口をひねったら水が出る。これはお金持ちの人が税金を納めてくれてるから俺らなんかよりはるかに凄い額の税金を納めてくれているからこんな公園が整っているんだ。お金持ちの方、ありがとう、ということ。なるほど、そらそうやわ」と納得したという。
さらに「100円で絶対にギャンブルに負けない方法」についても紹介。お笑いタレントのケンドーコバヤシは「ない。ないです」と否定する中、ジュニアは「勝敗のアドレナリンは額に関係なく一緒やったとしたら」と条件をつけ「どうせ負けるって分かってるから、100円の馬券、100円だけ賭けるんです。シャトルバスが出てるから、シャトルバスはタダです。行って100円負けた。でも、動物があんなに見られる。きれいな水が見られた。(競艇場なら)ボートが見られた。で、シャトルバスで帰る。100円よりプラ(プラス)が出てるじゃないですか。勝ちなんですよ」と力説した。
ケンコバが「なかなか競走馬を見て動物がたくさん見られたとは…。競艇のボートを海辺行ったような感覚で見られないと思います」といぶかしげな表情。それでもジュニアは「普段生活していたら見られない景色をタダのバスに乗って行って、使ったお金なんぼですか。100円です。それで多幸感もいただける。もしかしたら勝つかもっていう快楽をいただけて、ほんでまたシャトルバスがタダで帰れる。プラしか出ない」と熱弁した。しかし、ケンコバは「アドレナリンは額によると思いますけどね」と最後までうなずくことはなかった。
さらに「月収20万円と月収40万円の差は倍じゃない」という八木の意見も紹介。ケンコバは「倍ですよ」と話したが、ジュニアは「俺もそう思っててん。八木に教えてもらうまでは」とどや顔で語り始めた。「常識的に考えたらそらそうやわ。絶対にいる額は20万円のうち15万円です。残るのは5万円。これが40万円になったら、(残る額は)25万円。5倍なんです。だから、20万円の時の生活とどれだけもらおうがなんら変わらない生活を続けたら5倍になるんです」と熱く語った。しかし、ケンコバは「野暮なことをいうようですけど、生活レベルを上げるために仕事を頑張るという人もおるでしょ」と言うと、ジュニアは「八木は帽子あります。これ死ぬまで被ります。一切買わない。茶碗、買わない。僕割らないんですって。凄いな」と感心した様子。しかし、ケンコバは「不況が生んだモンスターですね。八木は昔から節約とか好きでしたからね。原チャリのメーター2周させた男ですからね。20万キロ走ったんですから」と驚いていた。