北村義浩氏 東京都医師会長の“コロナ診療機関増えない”に異論「尾崎会長の予測はいい方に外れて」

 感染者学の専門家で日本医科大学特任教授の北村義浩氏が15日、TBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)に出演。東京都医師会の尾崎治夫会長が14日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5月に「5類」へ引き下げは、コロナの診療機関増につながらないとの認識を示したことに言及した。

 尾崎氏は、一般外来患者との動線を分けられない小規模な医療機関では、基礎疾患のある高齢者が多い待合室で、集団感染が起こるリスクがあると指摘。これまでは限られた発熱外来で実施していたコロナ患者の診療が一般の医療機関に広がることについて「診られる医療機関が増えるという推測があるが、私はそう考えていない」と述べた。またマスクの着用については、換気や空気清浄機の設置など、屋内で外しても安全だという基準を「国や専門家が明示してもらいたい」と求めた。

 北村氏は、5類移行に伴う診療機関の増減について「今、往診も増えてきていますし、リモート診察も増えてきています。東京都医師会の尾崎会長が増えないんじゃないかと予測されていますけれども、若い先生方でしっかり診ようと気持ちの高い方々もかなりおられますので、私は尾崎会長の予測はいい方に外れて、しっかり診て下さる先生方は増えるんじゃないかなと思っています」と自身の考えを話した。 

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