この日のゲストは同じ北海道出身の大泉洋。大泉は人生で最高においしかった飲食店として、東京・虎ノ門にあり、16年に亡くなった第58代横綱千代の富士、先代九重親方が監修したふぐ料理店を紹介した。「初めての北海道会を開催したのが」この店だったとした。
大泉は「そんなに広くない店に北海道会で何十人も行って」。加藤は「1回目って俺らも不安だったのよ。(『平成ノブシコブシ』の)吉村(崇)と俺で2人だけで、往復ハガキで出したから。みんなに」と対象者に連絡を取った際を回顧した。
大泉は「結婚式の招待状みたいなのが来て」と出席に丸印をして返信。加藤は「“えーっ!”って言って」と喜んだが、「でもほかの人たち、結構上のミュージシャンの方とかは、疑っちゃって、“本当にこんなのやってるんですか?”って。こういった詐欺のメンバーなんじゃないかっていう。で吉本に連絡あったの。“ウソじゃねえか”って」と振り返った。
それでも「1回目に結構集まったよね」と加藤。
大泉は「これで忘れられないのが、やっぱりみんな時間は決まってても、時間より早く行くのは怖いし、誰が来るかも分からないし、なかなか早くには行けないもんですけど、僕が行った時に最初にぽつーんとお店の中に座ってたのがGLAYの3人だったんですよ」と告白。
「JIROさんとHISASHIさんとTERUさんが3人で座ってるんですよ。誰もいないのに。あれはあれでね次からやって来る人たち全員が恐縮するわけですよね」と笑わせたものの、「あれででもやっぱり、あっ、この会は本気なんだっていうのが良く分かりました」と明言した。
加藤は「本当にGLAYの3人も来てくれて。TAKUROさんがたまたま仕事で来れなかっただけで。本当に往復はがきでみんな書いてくれて」と懐かしそうに話すと、「で、2回目、3回目までやってんのかな。どんどん人が増えてったもんね」としみじみと話した。