加山雄三、日本アカデミー賞協会から会長功労賞「若大将」シリーズなど映画界での功績たたえて

 日本アカデミー賞協会は11日、俳優で歌手の加山雄三に長年にわたり多大な貢献と顕著な実績を残した映画人をたたえる会長功労賞を贈ると発表した。

 加山は慶大法学部を卒業した1960年に東宝と専属契約を結び、同年公開の映画「男対男」で俳優デビュー。翌61年の「大学の若大将」から「若大将シリーズ」がスタートした。加山自身の個性を生かした主人公・田沼雄一は東京・麻布の老舗すき焼き店の跡取り息子で、大学の運動部のエースという役どころ。スキー、サーフィン、エレキギターなど若者文化を先取りして、大ブームに。「君といつまでも」などのヒット曲も劇中から生まれた。

 「若大将」シリーズのほか、黒澤明監督の「椿三十郎」「赤ひげ」などにも出演。90年代以降は主に歌手として活動し、昨年いっぱいでコンサート活動から引退した。贈賞は3月10日の日本アカデミー賞授賞式で行う。

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