劇団四季・貞松響 通天閣で豆まき「大阪の人は、熱気にあふれていて、すごく温かい」

 劇団四季所属の俳優・貞松響と通天閣観光株式会社代表取締役会長の西上雅章氏が1日、大阪・通天閣で行われた「通天閣節分福豆まき」に出席し、地域の繁栄とコロナ禍明けの演劇界の発展を祈願して豆をまいた。

 本行事は、今年で68回目になる恒例行事で、コロナ禍の2021年から通天閣のシンボルであるビリケンさんの「福」を込めた特製の福豆袋に入った落花生(約1000袋)を集まった観客に配布してきたが、今年は3年ぶりにゲストを招いて、豆まきが実施された。

 行事の前に地上94・5メートルにある通天閣・特別屋外展望台から眼下に広がる大阪の町に向かって豆まきが行われた。西上会長は「過去30年近く豆まきやってるんですけど、爽快感があって、やっぱり豆はまかなアカンな、配るもんちゃうな」とニッコリ。

 その後、通天閣正面玄関前に設置されたステージから、劇団四季『バケモノの子』出演キャストや関係者が集まった周辺住民や観光客に向けて、豆まきを行った。

 集まった観客は、まかれた福豆袋を取ろうと手を伸ばし、熱中しすぎた人に押された女性が転倒する場面もあるほどにヒートアップ。転倒した88歳の女性は「押されて、足が悪いのでね。いつもは台の上に置いたのをいただいてたけど、今日は取れなかったんです。でも、豆を取れたみなさんに分けていただきました。今年はこれ以上、何も起こらないようにと願って、この豆を食べて、良い年にしたいです」と話した。

 ミュージカル「バケモノの子」(現在公演中、5月25日まで=大阪四季劇場)に出演中の貞松は「今日の豆まき、僕も出身地が大阪なので、すごく楽しみに来て、大阪のみなさま、日本全国のみなさま、大阪の舞台『バケモノの子』にも福がくるように願いを込め、豆をまきました」と話し、続けて「大阪の人は、熱気にあふれていて、すごく温かいんですよ。逆にパワーをもらってるなって出演しながら感じている」と語った。

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