劇団「東京マハロ」の舞台「母も宇宙もフェミニストも」開幕 主演の福澤重文「歌あり、笑いあり、盛りだくさん」

劇団「東京マハロ」の舞台「母も宇宙もフェミニストも」開幕 主演の福澤重文「歌あり、笑いあり、盛りだくさん」

舞台「母も宇宙もフェミニストも」が初日を迎えた(左から)田中真弓、矢島弘一、福澤重文

(スポーツ報知)

 劇団「東京マハロ」の矢島弘一が脚本・演出を手がける同劇団の第26回公演「母も宇宙もフェミニストも」(14日まで)が3日、東京・新宿シアタートップスで初日を迎えた。

 主演の福澤重文とアニメ「ONE PIECE」のルフィ役の声優で知られる田中真弓による親子愛を軸に多様性を描く物語。30キロ太った崖っぷちアイドルを演じる福澤は「歌あり、笑いあり、エンターテインメントが盛りだくさんです」とアピール。主役の重責に「2時間ほぼ出ずっぱりなので、私が失敗すると芝居が崩れてしまうので、プレッシャーを感じます。稽古でも、いつもはムードメーカーですが、今回は自分の役に没頭しています」と気を引き締めた。

 声優として多くの当たり役を持つ田中だが、劇団「おっ、ペれった」主宰として小劇場で長く演劇を続けている。今作では何度も結婚を重ねる母親役で「モテる役はやったことがないので、『私で大丈夫?』『ミスキャストじゃないの?』という不安もありますが、矢島さんの作品は物語が深いので、できれば2回見てほしい。役者としては、重くなりそうな場面で重くしない、感情を出し切らないのが難しい」と語った。

 家族の問題をシリアスに描く一方、芸能ビジネスの裏側を描き、笑える場面も。矢島は「ゴールデンウィークなので、娯楽として楽しんでもらいたいし、伝えたいメッセージもたくさん込めました」と胸を張る。田中が声優としての腕前を発揮する場面にも注目だ。

 荒木健太朗、西野優希、松村龍之介、反橋宗一郎、輝山立、小林美江、宮下貴浩、岡元あつこ、加藤美佐江、福田ユミ、春木生、五十嵐山人らも出演する。

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