サッカー元日本代表MFで、1996年アトランタ五輪男子日本代表主将を務めたタレントの前園真聖（50）が7日、フジテレビ系情報番組「ワイドナショー」に出演。パリ五輪サッカー男子日本代表の成績予想を問われ、「分からない。頑張ってほしい」と専門家らしからぬ回答で明言を避けた。過去に同番組で「なでしこジャパン」の優勝予想が外れて丸刈りにしたことがあり、ネット上では、そのトラウマ（心的外傷）を指摘するコメントも見られた。
番組ではメンバー18人を発表した男子日本代表を紹介。1次リーグで戦うパラグアイ、マリ、イスラエルの情報や日本が24歳以上のオーバーエージ（OA）を招集しなかったいきさつは冗舌に語っていた前園だったが、番組MCの東野幸治から「ずばり、日本代表はどこまで行けるんでしょうか」と突っ込まれると、やや目を泳がせながら「最初から言ってますけど、分からないですけども、頑張ってほしい」と述べ、小さくうなずいた。
すかさずコメンテーターの今田耕司が「プロの見解として」と重ねて問われると、「初戦パラグアイに勝てればチャンスある」と指摘。さらに東野が「（1次リーグを）突破するんですね」と畳みかけると、前園は「だから、それはまた別問題で」と煮え切らず。テロップに表示された「前園がガチ予想 日本代表どこまで行ける？」の文言とは裏腹に明確に答えることはなかった。
現役時代は”イケイケ”ドリブラーとして鳴らした前園が見せた意外な慎重な姿勢にX（旧ツイッター）では「前園さんが歯切れ悪いのはなでしこで1回坊主頭にしたからね〜 それを知ってると笑える」と指摘するコメントも。前園は2015年、サッカー女子ワールドカップ（W杯）カナダ大会で日本代表「なでしこジャパン」が優勝を逃した場合の公約として、松本人志に促されて丸刈りすると公言。なでしこジャパンは決勝で米国に敗れ、準優勝だった。
