円神が全国ツアー千秋楽公演 初の客席パフォーマンス 9月発売新曲も披露

円神が全国ツアー千秋楽公演 初の客席パフォーマンス 9月発売新曲も披露

全国ツアーの千秋楽公演後に取材に応じた円神のメンバー(撮影・松尾幸之介)

(日刊スポーツ)

9人組男性グループ、円神が15日、東京・EXシアター六本木で、全国5都市をめぐったツアーの千秋楽公演を行った。

ダブルアンコール含む全23曲を披露。初の客席へ降りてのパフォーマンスなどで沸かせたほか、新曲「Dreamland」も披露し、ツアーを締めくくった。

JO1も輩出したオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」の元練習生らで結成し、この日がデビュー3周年記念日。3月に発売したばかりのシングル曲「MERRY GO ROUND」で幕開けし、最年少ながらリーダーを務める瀧澤翼(20)は「本当にあっという間でした。この瞬間、ここを世界で一番熱い場所にしたいので、協力お願いします!」と呼びかけ、会場は大歓声に包まれた。

序盤に連続して披露した「OBENTO〜お弁当の歌〜」、「We areENJIN」ではメンバーが客席に登場。どよめきが起こる中、手を伸ばせば届く距離でパフォーマンスを披露した。公演前の取材で宮里ソル(25)が「どのライブよりも距離が近い。意味は来てもらえばわかると思います」と宣言した通りの演出で、ファンに手を振るなどして喜ばせた。

コロナ禍で結成したグループゆえ、有歓声ライブはこのツアーが初めてだった。途中では3周年を記念し、メンバーを彼氏として彼女目線で撮影したデート映像を流したほか、ソロダンスパートなども設けて盛り上げた。演出を担当し、気合の赤髪姿でステージに上がった山田恭(22)は「3年目を9人誰ひとり欠けずに迎えられたことが、何よりのうれしさであり、安心しました。こうして9人がここの舞台に立てたのも、みなさんが応援してくださるおかげです。ありがとうございます」とあいさつ。演出については公演後の取材で「ミューズ(ファンの総称)の気持ちになって考えました。喜んでくれているなと感じましたし、客席では意外と距離が近くて、緊張で顔がこわばってしまいました」と笑顔で振り返った。

アンコールでは3曲目で披露した「ENJIN」を撮影OKとし、再び客席へ。ダブルアンコールも行い、映像で9月13日に発売すると発表した5枚目シングル「Dreamland」も披露した。グループの特徴として掲げる「テーマパーク」を感じさせる多様な演出で約2時間、全23曲を駆け抜けた。瀧澤は「コロナ禍でデビューして、ずっと画面の中でミューズの方と会う日々が続いていましたが、こんなに笑ってくれていたんだなと安心しました」と振り返り、「これからもみなさんと一緒になってライブをしていきたいです」と力を込めた。

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