NHK「生放送!紅白歌合戦お正月スペシャル」が2日、生放送され、17年から20年まで総合司会を務めた内村光良(58)がVTR出演した。
印象に残る曲紹介に、安室奈美恵さんのラスト紅白となった「Hero」(17年)を挙げ、「おれ、いい仕事したなぁ!」とかみしめるように叫んだ。
「2度とできないという点で、安室奈美恵さんの曲紹介」とした内村は、緊張でマイクを両手持ちしたとし、「震えました」。当時トップシークレットで進んだプロジェクトとあって、「大みそかの2日前に演出からペラ紙を2、3枚渡された」と舞台裏を明かし、「安室さんとのやりとりや曲紹介が書かれていて、全部おれなんですよ。2日前にこんなの知らされるのかと、めっちゃ震えました」とした。
安室さんのステージをあらためて見ながら「いい!」と感激。「いい時に司会した。1、2年後、ドライブしていたら、ラジオから『安室奈美恵さんのヒーローを紅白の音声でお伝えします』と、おれの曲紹介から始まって、おれ、いい仕事したなぁ!、って」。
ともに司会を務め、対談相手を務めた桑子真帆アナウンサーは「相当のプレッシャーだったんだろうなと思ったのが、内村さんが安室さんパートの少し前から、皆さんに背を向けてブツブツブツブツ1人でやっていらしゃった」と暴露。内村は「言うなよ!」「さらっとやったことにしておこうよ」とがっくりうなだれていた。