俳優の六平直政(68)が2日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)にゲスト出演し、俳優を志すきっかけについて語った。
六平は、武蔵野美術大学に通っていた頃について「彫刻学科だったんです。2年までは彫塑、女性の裸婦つくったり、人体を2年までやって、3年からは金属彫刻を志して」と言い、司会の黒柳徹子が「認められたんですか?作品は」と聞くと「結構。最年少で入選したり。だから彫刻家の人たちも大学の人も“久しぶりに才能のやつが入ってきた”って言ったけど、2年の時にやめて、簡単に言えば、唐十郎の状況劇場に入って、それで演劇の世界に」と告白。
黒柳の「なんで唐十郎の所にお入りになったの?」には「それは大学の時に付き合ってた油絵学科の彼女がいたんですよ。その彼女が唐十郎の状況が好きで。見たら唐十郎って素敵な人だな、面白いなって思って」と言い、「だけど学生演劇もやったことないから。俺は見る側で、やる側じゃないと思ってたら、新聞に“状況劇場、スタッフ、キャスト募集”って。それで申し込んで、3000人受けて30人受かって。佐野史郎は同期ですから、それからずっとこのドツボのような世界に入ってしまいました」と俳優の世界に入ったきっかけを明かした。