八代英輝氏、税金滞納の神田副大臣に「前代未聞」 伊藤惇夫氏は首相批判「責任はあるもんでなく取るもの」

 弁護士の八代英輝氏(59)が10日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)に出演。自民党の神田憲次財務副大臣(衆院愛知5区)の税金滞納問題に言及した。

 税金滞納を繰り返したなどと週刊誌に報じられた神田氏は、9日の参院財政金融委員会で、自身が代表取締役を務める会社が保有する土地・建物の固定資産税を滞納し、4回にわたって差し押さえを受けたことを認めた。差し押さえの前に税務当局から届く納税の督促状について「議員の職務が忙しくなる中で見ることが遅れた」と釈明した。

 その上で「大きな役割を担わせてもらっている。職責を全うしたい」と述べ、副大臣を辞任しない考えを示した。ただ、10日の衆院内閣委員会では野党から進退への考え方を問われ「私の立場についての言及は控えたい」と述べている。

 八代氏は、岸田内閣の支持率が下落している中でのまた新たな不祥事に「特に今回のは打撃が大きいと思いますね」と指摘。「税に関わる議論をまさにしていて、国民から支持を受け入れられないなか、所管する副大臣がこれだけ納税意識の低さを露呈するのは前代未聞だと思うんですよね」と切り捨てた。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏も「岸田政権は去年も閣僚が3人相次いで辞任したり、結構目立つんですよね。やっぱりその都度、総理は“任命責任は私にあります”あるいは“重く受け止めます”っておっしゃってますけど、時々申し上げてるように、責任はあるもんでなく取るものじゃないのかなって、そのたびに思ってしまいますよね」と岸田総理を批判した。

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