全国お笑いサークル団体戦『NOROSHI2023』 優勝は慶応義塾大学「チーム空島」 高橋海は卒業で広告マンに

全国お笑いサークル団体戦『NOROSHI2023』 優勝は慶応義塾大学「チーム空島」 高橋海は卒業で広告マンに

『NOROSHI2023』決勝大会に登場した(左から)高橋海さん、下島力さん、半谷匠さん、神近嵐太郎さん、船津潤さん、後藤淳平 (C)ORICON NewS inc.

(ORICON NEWS)

 全国一おもしろいお笑いサークルを決定する団体戦『NOROSHI2023』の決勝大会が16日、東京・新宿のルミネtheよしもとで行われ、慶応義塾大学のお笑い道場O-keis「チーム空島」が優勝に輝いた。

 全国イチ面白いサークルを決める大会。学生芸人がチームを組み、漫才・ピン・コントの3種目1チームで競い合った。決勝には、チーム新都心(早稲田大学お笑い工房LUDO)、チーム兄貴感謝(法政大学お笑いサークルHOS)、チーム水彩フォーマルハウト(一橋大学お笑いサークルIOK)、supermarket romance(明治大学お笑いサークル木曜会Z)、チームテネシー(早稲田大学お笑い工房LUDO)、ダンス・チャンス・ロマンス(慶応義塾大学お笑い道場O-keis)、紅組(創価大学落語研究会)、チーム空島(慶応義塾大学お笑い道場O-keis)の8組が出場した。

 チーム空島は、漫才コンビのモザンレーション(高橋海さん※高=はしごだか、下島力さん)、ピン芸の半谷守備職人(半谷匠さん)、コントの祝詞(神近嵐太郎さん、船津潤さん)で組まれたチーム。

 優勝したチーム空島には、賞金30万円とNSCの特別奨学金が贈られた。唯一の4年生コンビだったモザンレーションの高橋は「本当に4年間、負け続けた。3年生まで準決勝にも上がれなかった。ここで優勝できた。お笑いでいい思いができてよかった」としみじみ。下島は「3年前の『NOROSHI』の予選で、その日の得票率で最下位を取った。それが悔しくて、いつかリベンジすると思っていた。そしたら、こんなチャンスにめぐりあって、面白い後輩と組ませてもらった。今回、優勝できて、うれしかった」と頬を緩ませた。

 今後について、下島は「実は大学留年をしていて…。奨学金制度を使わせていただいて、NSCさんに入らせていただきたい。両立できるかわからないですけど」と苦笑いで明かす。一方の高橋は「4月から社会人。広告系の仕事をします」と報告し「お笑いはやめます(笑)。今、ここで『お笑いいいなって思ってます』って言うと、いろんな人に迷惑を掛けるかもしれないので」と笑っていた。

 MCを務めたジャルジャルの後藤淳平は「毎年、MCをさせてもらってますけど、年々レベルが上がってますし、規模も大きくなってきている。会場のウケ具合も一体感もスゴい。素人の大学生の戦いというより、セミプロの戦い。『NOROSHI』を卒業して、プロで活躍する人も増えている。どこまで行くのか、MCをしていて楽しみです」と明かした。そして芸人の道へと進もうとする学生に向けて「『NOROSHI』に出ていたメンバーが、よしもとに入ってルミネtheよしもとの舞台の前説に来ていたりする。絶対に会うことになると思う。ひなが最初に見たものを親と思うように、どこまで行っても偉大な先輩だと思ってください」と呼びかけて笑わせていた。

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