元KAT−TUNの歌手・田口淳之介が、14日に配信されたインターネット放送・ABEMAのバラエティー「愛のハイエナ2」に出演。反省してほしい人物として、かつてともにKAT−TUNに所属した田中聖の名を挙げた。
番組では、過去に不祥事を起こした芸能人の反省ぶりを特集。締めくくりの場面で、MCのさらば青春の光・森田哲矢から「周りに反省してる人みたいなんっているんですか?」と問われると、「反省してほしい人はいますよね…。田中聖とか」と実名を挙げて答えた。
田中は2013年9月、所属事務所から「度重なるルール違反行為があった」として専属契約を解除され、KAT−TUNを脱退。17年5月に都内の路上で大麻を所持していたとして、大麻取締法違反で現行犯逮捕(後に不起訴)された。その後も22年2月に名古屋市内で覚醒剤を所持したとして覚醒剤取締法違反で逮捕され、有罪に。同7月には千葉・柏市内で同じく覚醒剤取締法違反で逮捕され、実刑を言い渡された。
田口自身も、16年にKAT−TUNを脱退後、19年5月に大麻取締法違反容疑で逮捕され、懲役6月、執行猶予2年の判決が言い渡された。田口は逮捕時の心境を「初めての逮捕で、『終わったな』という気持ちもある」としつつ、「実際自分も、捕まるとは思っていなかったというところがあったり…。事務所もやめてましたし、俺に別にそんなに注目ないだろうっていう風に思ってた部分もあって、危機感っていうのが薄れていた部分はあったのかもしれないですね」と語った。
保釈時には警察署前で土下座謝罪をしたことでも話題となった。当時の思いを田口は「(保釈されて)表に出たら、見たことのない数の記者だったんですよ。100名以上のカメラマンからバシャバシャ、みたいになって。もう、なんか悪い…って」と振り返り、「自然に(土下座が)出ちゃった」と明かした。