大相撲の元関脇・貴闘力の鎌苅忠茂氏(56)が30日放送の日本テレビ「ザ!世界仰天ニュース」(火曜後9・00)にVTR出演し、ギャンブルに没頭するきっかけを明かす場面があった。
この日のテーマは「ギャンブル依存症」について。そこでインタビューに応じた鎌苅氏は「ギャンブルは全部やりましたね。ほとんど毎日で、5億円は楽に負けてるでしょうね」と振り返った。
83年に中学を卒業後、すぐに相撲界へと飛び込んだ鎌苅氏。入門から6年、21歳で十両に昇進し、給与も跳ね上がった。共同生活から1人暮らしとなり、より自由な時間も増えたという。そんなある日、兄弟子に誘われて行ったのが公営ギャンブル場だったという。
軍資金は10万円だったというが、ビギナーズラックで400万円以上の大勝ち。「こんな簡単に勝てるんだ」という高揚感に満たされたといい、その後は「また勝てるのでは?」という考えで頭がいっぱいに。それから何度も足を運ぶようになったが、負けが続くようになったといい、これが“転落”人生のきっかけになったと明かしていた。