元体操日本代表の田中理恵さん(37)が27日、都内で行われたKDDI×パリオリンピックコラボイベント「auアスリートパーク」取材会に出席した。
日本時間27日午前2時頃に開幕したパリ五輪2024。未明の開会式は「力尽きてしまって」見ることができなかったが、朝のニュース番組等で選手の姿や表情を見て「素敵だな」と心躍ったとともに「東京2020から3年たって早いなと思いました」と感じたという。
田中さんが体操を始めたのは6歳のとき。父親が体操クラブを開いていて、母親も体操選手という体操一家で、ロンドン五輪では団体の2大会連続決勝進出に貢献し、兄・和仁、弟・佑典も五輪出場を決め、3きょうだいそろっての五輪出場は日本体操史上初の快挙となった。
「体操の団体ももちろん気になる」と笑顔を見せるが、同じ境遇としてきょうだいで連覇を狙う柔道・阿部一二三、詩兄弟に熱視線。「2人とも今回もやってくれるかなと楽しみと期待」を込めた。
2013年、現役を引退し、テレビやイベントなどに出演。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事を務めた。