ボクシングに初挑戦する皇治は「普段蹴りもありでやってますから、パンチくらい大したことない。何も聞かされてなくて、まじで兄貴(内山)とやりたい」と発言。それに対し、亀田氏は「ボクシングは2つの拳だけでやってきているので、パンチの精度とか、打ち方はキックボクサーとはやっぱり違う。それを世界チャンピオンである内山さんとなると…ナメたらあかんぞ」と忠告した。
それに対し、皇治は「俺らは、はっきり言ってその辺の並のボクサーのパンチなんて屁でもない。世界クラスの人と戦えるなら、俺はリスペクトを超えて戦いますけど、他のやつらが来るならもう鼻くそだなと」豪語した。
今回は対戦相手が3人の中から抽選ということだったが、亀田は「全く考えていなかったんですけど、参戦しますか?」と聞くと、内山は「いいよ」と即答。抽選に参加することになり、あわやボクシング復帰の急展開となった。
抽選ではヒロキングが選ばれ、内山の復帰はなくなったが、今後対戦の可能性を聞かれると「引退した人間なんで、今さら出てもって感じですけど、どうしても皇治がやりたいって言うんならそれは考えますよ」と可能性を示唆した。
会見にはこのほか、皇治の対戦相手の候補者として藤崎美樹、渡部あきのりが登場した。
「3150FIGHT」は、亀田氏がプロデュースするボクシングイベント。その第3弾となる『3150FIGHT vol.3』が8月14日にエディオンアリーナ大阪第1競技場にて開催され、『ABEMA スペシャルマッチ』に皇治が参戦することが発表されていた。
亀田氏が那須川天心と武尊の「THE MATCH 2022」での一戦を観戦した際に、この2人と拳を交えた皇治選手がボクシングをするためにリングに上がれば、大阪が盛り上がると考え、「大阪といえば皇治。力を貸して欲しい。母なる地である大阪に二人でご恩返ししないか? キングオブスポーツであるボクシングの世界で待っている」と、SNSを通じて出場を公開オファー。皇治はオファーに応じ、今回のスペシャルマッチでボクシングに挑戦する。