今年8月に解散したロックバンド「男闘呼組」のメンバーで俳優の岡本健一(54)が5日、ジャニーズ事務所から社名変更した「SMILE―UP.」とのエージェント契約を一時解消し、自身の会社でマネジメント業務を担うことを自身のSNSで発表した。
岡本は1988年にジャニーズ事務所から「男闘呼組」のメンバーとしてデビュー。2021年10月末で同事務所との専属契約を終了し、同11月からはエージェント契約を結んでいた。
この日、自身のインスタグラムに投稿し、「新会社とのエージェント契約が締結するまでの期間は、自分の会社でセルフマネージメントして活動を続けていきます」と報告。その上で、設立予定の新エージェント会社について「新しい流れが始まっていく期待と、それぞれのアーティストが、様々なエンターテイメントを届けていくという、沢山の希望で満ち溢れていると確信しています」などとつづった。
岡本は1985年にTBS系ドラマ「サーティーン・ボーイ」で俳優デビューし、2019年に「岸辺のカフカ」「終夜」で菊田一夫演劇賞受賞を受賞。昨春には演劇人として紫綬褒章を受章するなど、俳優として確かな足跡を刻んでいる。
音楽活動では、「男闘呼組」のほか、自身のバンド「ADDICT OF THE TRIP MINDS」でも活動。今年3月には、男闘呼組のメンバーと寺岡呼人、青山秀樹で新バンド「Rockon Social Club」を結成した。