佐野史郎 血液がんの一種「多発性骨髄腫」から復帰 現在は「これ以上がないくらいって」「非常に健康」

 俳優の佐野史郎(67)が9日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)にゲスト出演。血液がんの一種である「多発性骨髄腫」から復帰後の体調について語った。

 佐野は21年12月放送の同番組で、「多発性骨髄腫」を患っていることを公表。21年4月に39度の発熱で病院を受診し、診断された。同番組での公表と同時に所属事務所の公式サイトでも発表し、抗がん剤と、自身の血液から採取した幹細胞を骨髄に戻す「造血幹細胞移植」による治療を行うため、11月末から入院しているとした。12月には自身のインスタグラムで退院を報告。昨年4月には自身のツイッターで仕事復帰したことを明かしていた。

 司会の黒柳徹子が「本当にあの時びっくりしましたけど、本当にお元気そうでね」としみじみと話すと、佐野は「はい。無事に1年あまりたちますけれども、昨年はいろいろ、いつも通り連続ドラマも、映画も、いろいろ。そんなに(以前と)変わらなかったですね」とうれしそうに明かした。「舞台もいつか、また立つ機会があればと思っていますけれども」とも語った。

 現在の体調は「まあ、すこぶる良くて。主治医の先生からも、“これ以上がないぐらい”っておっしゃってくださって。そういう意味じゃ非常に健康らしいですよ」と声を弾ませた。黒柳は「本当元気そうだし、良かった」と安堵(あんど)した。

 

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