伝説のカルト映画『フラッシュ・ゴードン』色鮮やかなが4Kでスクリーンにカムバック

伝説のカルト映画『フラッシュ・ゴードン』色鮮やかなが4Kでスクリーンにカムバック

映画『フラッシュ・ゴードン 4K』(3月31日公開)(C)1980 STUDIOCANAL

(ORICON NEWS)

 QUEENがサウンドトラックを担当し、主題歌「フラッシュのテーマ」も有名なカルト映画『フラッシュ・ゴードン』(1980年)が、4Kでスクリーンにカムバック。今月31日より都内の劇場(ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ)ほかで公開される。

 本作は、架空の惑星モンゴで、アメフト界のヒーロー、フラッシュ・ゴードンが敵を撃つ、壮大にして絢爛なSFアクション。

 原作は、1933年の冬に誕生し、アメリカの新聞で連載された同名漫画。ジョージ・ルーカスを『スター・ウォーズ』へと導き、フェデリコ・フェリーニも心を奪われたと語るこのコミック発祥のキャラクターは、初めて映画、テレビ番組、アニメシリーズなどのマルチメディア・フランチャイズを生み出し、星間の敵と戦い、1世紀の大部分にわたって定期的に宇宙を救い続けてきた。

 映画化にあたり、名プロデューサーのディノ・デ・ラウレンティスに指名された監督は、惜しくも昨年12月17日に亡くなった英国出身のマイク・ホッジス。40年以上の時を経てなお不滅の輝きを放つレジェンドなヒーローの活躍を4K化するにあたり、監督は「このレストアバージョンは セット、空、衣装の鮮やかな色彩を完璧に捉えています。また 、私たちの使用した特殊効果システムで発生した問題の一部も修正されています」と語っている。

 このたび、4K版のキャラクター写真が一挙公開となった。地球の危機に立ち向かうヒーロー、フラッシュ・ゴードン(サム・ジョーンズ)、惑星モンゴの冷徹な支配者ミン皇帝(マックス・フォン・シドー)、森の王国アルボリアの王子バリン(ティモシー・ダルトン)、フラッシュ・ゴードンと共に惑星モンゴに不時着したデイル(メロディー・アンダーソン)、フラッシュに目を付ける妖艶なミンの娘、オーラ姫(オルネラ・ムーティ)、屈強なホークマン(鷹男)のバルタン王子(ブライアン・ブレッスド)。

 惑星モンゴの移り変わりゆく空の色、そしてアカデミー賞衣装賞を2度受賞したダニーロ・ドナーティによる豪華絢爛な世界観と美しい衣装がよりビビッドに蘇る。『第7の封印』(1957年)らイングマール・ベルイマン監督作品で重厚な演技を見せたマックス・フォン・シドーによる恐怖政治に疑いのない冷酷なヴィランとしての姿や、のちにジェームズ・ボンドに抜てきされるティモシー・ダルトンのカリスマあふれる王子役、クイーンによる主題歌「フラッシュのテーマ」の次に有名な「Gordon’s Alive?(ゴードンが生きてるって?)」を発したブライアン・ブレッスドの豪気あふれる姿など、彼らの経歴やのちの輝きを知る今だからこその新たな発見も目白押しだ。

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